高橋 弘 著 「素顔のモルモン教」


年  表


1800年代
05.12.23 ジョセフ・スミス、ヴァーモント州にて誕生
16 スミス一家、ニューヨーク州マンチェスターへ移転
20 *父と子、ジョセフに顕れる(いわゆる「最初のヴィジョン」)
23 *天使モロナイ、ジョセフに金版のことを教える
26 ジョセフ・スミス、詐欺と治安の騒乱のかどで有罪

27

エマ・ヘイルと結婚/9.22*ジョセフ、金版を入手

28

ジョセフ、メソジストヘの入信を試みる/『モルモン経』の草稿、最初の一一六頁を紛失
30.3 『モルモン経』(初版)を出版

数人のメンバーで、モルモン教会をニューヨーク州フェイアットに設立

31.1

教会をオハイオ州カートランドに移転

32

「エノク共同体」の実験を開始

33

ブリガム.ヤング、ヒーバー・キムボールなど多数のフリーメーソンが加入
ジョセフの啓示をまとめた「戒律の書」(後の「教義と聖約」を出版/「エノク共同体」の崩壊/モルモン教徒、ミズーリー州ジャクソン郡から追放される

34

ジャクソン郡の奪回のため「シオン軍」を結成し、派遣

35

「教義と聖約」を出版
パピルスの入手(後日、それを「アブラハムの書」として出版」

36

カートランド神殿の完成/モルモン教の銀行を設立

37 銀行の失敗/ジョセフとリグダン、無認可による銀行操業のかどで有罪になる
三証人の一人力ウドリ、ジョセフをミス・アルガー(極秘の多妻婚)の件で非難
38

ジョセフ、銀行違法操業による逮捕をおそれ、ミズーリー州へ逃れる。ファー・ウエストにて「ダナイト団」を結成。ミズーリー州住民との紛争は「モルモン戦争」へと発展。ホーンズ・ミルにて十七人のモルモン教徒が殺害される/ミズーリー州知事ボッグズ、「モルモン教徒の撲滅と追放令」発令/ジョセフ、逮捕され反逆罪で有罪となる

39 ジョセフ脱走、イリノイ州へ遁走/ノーヴーへの定着と開発
40 ノーヴー市、イリノイ州からの「特許状」を獲得、一部の自治が認められる
会員数は三万人と発表
41 *ノーヴー神殿の建設を求める啓示/「死者のバプテスマ」などの秘密の儀礼が行われる/ジョセフ、秘密裡に多妻婚を実行
42 『アブラハムの書』出版/多妻婚が原因で分派ができる/ジョセフの「最初のヴィジョン」が初めて印刷される
42.3 フリーメーソンの導入、「ノーヴー・ロッヂ」が出来る。ジョセフ、リグダンが「マスター・メイソン」に昇格/「エンダウメント」の導入/ジョセフ、ミズーリー州知事ポッグズ暗殺未遂の容疑で逮捕されるが、ノーヴー市の「人身保護令状」により釈放される
43.7.12 多妻婚の啓示が記録される/「キンダー・フック版」翻訳される
44 「カウンシル・オブ・フィフティ」の結成/ジョセフ、大統領選へ出馬/「ノーヴー・エクスポジター」紙、ジョセフの多妻婚をすっぱ抜く/「エクスポジター」紙への襲撃と破壊、ジョセフは暴動の罪に問われる。ジョセフとハイラム、カセージ刑務所に入獄、そこで殺害される/ブリガム・ヤングが指導者になる
45 イリノイ州の立法府、ノーヴー市への「特許状」を取り消す
46.2 モルモン教徒の西部への大移動。一時的にアイオワ、ネブラスカに滞在
47 メキシコ領ユタ(翌年、合衆国に合併)に到着/ヤング、二代目大管長に選ばれる
50 ユタは準州となり、ブリガム・ヤングが知事に任命される/会員数は六万人と発表
51 三人の連邦判事がユタに到着、以後、常時駐屯しモルモン教徒の監督にあたる
52 ヤング・多妻婚を公認/ヤング、「アダム=神説」を説く/モルモンの反乱を鎮めるために連邦軍が派遣される
53 ヤングを指導者として認めず、多妻婚に反対するモルモン教徒が「復元・末日聖徒イエス・キリスト教会」設立
57

研連邦政府、ユタ準州を統治する/アーカンソーからの百数十名の開拓民が、南ユタにてモルモン教徒により虐殺される。他にも同様の虐殺事件が多発/「ユタ戦争」へと発展

58 「ユタ戦争」の終結。ヤングと他のリーダーは反逆罪で有罪/大統領の特赦
60 ジョセフ・スミス三世、「復元・末日聖徒イエス.キリスト教会」の大管長・預言者に就任/ユタのモルモン教会、会員数を八万人と発表
62 多妻婚を禁ずる新連邦法(モリル法)の成立
69 ユタ準州を貫通する、大陸横断鉄道の完成
70 モルモン教会、会員数を一一万人と発表/ヤング、多妻婚のかどで逮捕される、しかし訴訟は見送られる
77 ブリガム・ヤング、七六歳で死去
80

ジョン・テイラー、三代目大管長に就任

82 エドモンド法(反・多妻婚法)の成立。多妻婚実行者から公民権の剥奪を決定
84-90

連邦政府による多妻婚実行者の逮捕により、モルモン教会は、多妻婚実行者を護るために地下組織を作り、モルモン教徒を保護

86-90

多数のモルモン教徒は、多妻婚を継続し、逮捕を逃れるためカナダ、メキシコヘ逃亡

87

多妻婚に終止符を打つための厳しい法律(エドモンド・タッカー法)の成立
ジョン・テイラー、逮捕を逃れて亡命中に死去

89

ウィルフォード・ウッドラフ、四代目大管長に就任。ウッドラフ、政府の圧力に屈せず多妻婚を守るようにとの啓示を受ける

90

*ウッドラフ、多妻婚を放棄せよとの啓示を受けたと主張。政府の圧力に屈し、多妻婚の中止を「宣言」、総会にて可決。以後、建前として、多妻婚を禁止

93

大統領の恩赦、一八九〇年以前の多妻婚実行者を罪に問わないことにする

94

「ユタ系図協会」の設立

95

ユタ、州へと昇格

98 ロレンゾ・スノウ、五代目大管長に就任
一九〇〇年代
00 モルモン教会、会員数を二六万八千人と発表
01 ジョセフ・エフ・スミス、六代目大管長に就任
04

連邦議会上院の調査(リード・スムート事件)。モルモンの指導者が内密に多妻婚を続けていたことと、信徒にも許可していたことが明らかになる

06 ジョセフ・エフ・スミス、違法である多妻婚のかどで有罪
18 ビーバー・グラント、七代目大管長に就任
45 ジョージ・アルバート・スミス、八代目大管長に就任
51 デイヴィッド・マッケイ、九代目大管長に就任
67 モルモン教の人種主義、黒人差別の教理・慣行が、全米で大問題となる
68 複数の古代エジプト学者、パピルスを解読。『アブラハムの書』は、誤読と断定
70 ジョセフ・フィールディング・スミス、十代目大管長に就任
72 ハロルド・B・リー、十一代目大管長に就任
73 スペンサー・キムポール、十二代目大管長に就任
78 大管長キムポール、黒人への神権授与を認める宣言をする。これにより建前の上ではモルモン教会内での黒人差別は廃止
85 エズラ・タフト・ベンソン、十二代目大管長に就任
94.6 ハワード・ハンター、十四代目大管長に就任
95.3 ゴードン・ヒンクリー、十五代目大管長に就任

(注) *印は、モルモン教会の主張


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