「教義と聖約」第20章における改変


「教義と聖約」第20章には、「誡命の書」に収録された啓示に97語が追加されている。追加されたのは第64節の終りの部分から第67節にかけての以下の部分である。

・・・あるいは、それを大会から得ることができる。この教会の正式に組織された支部がある所では、その教会の賛意の表明がなければ、だれもこの教会におけるいかなる職にも聖任されることはない。しかし、賛意の表明を求めることのできる教会の支部がない所では、管理長老や巡回監督、高等評議員、大祭司、長老が、聖任の特権を持つことができる。大神権の長老(すなわち管理長老)や監督、高等評議員、大祭司はそれぞれ、高等評議員会あるいは総大会の指示によって聖任されなければならない。

この啓示が与えられたのは教会設立の当日、1830年4月のことである。追加された部分には大祭司といった職名が記されているが、大祭司という職名が教会で知られるようになったのは、1832年以降のことである。大祭司という、長老より上位とも言える職名を「誡命の書」に書き漏らしたとすれば、ずいぶんマヌケな話である。

参考文献:"Mormonism - Shadow or Reality?" by Jerald and Sandra Tanner


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