無料英会話の落とし穴



モルモン教会はボランティアと称して「無料英会話教室」を開いています。私自身この無料英会話に参加していたのですが、いくつか疑問に感じるところがありましたので、検証したいと思います。



・本当にボランティアなのか?

モルモン教会の公の目的は「地域住民とのコミュニケーションを図る」ですが、現実にはチョット違うようです。もし、あなたが英会話の生徒ならクラスの中を見渡してください。必ず教会員が生徒として参加しているはずです。もちろん、自分の所属している組織が主催している英会話教室ですから、積極的に参加されているのは良いでしょう。しかし、英語の勉強以外の目的を持って参加されている方が多いようです。

実際私が通っていた英会話教室では、教会員の方が宣教師をサポートする形で英会話の生徒を「レッスン」と呼ばれるモルモン教会に改宗させる為の勉強を、執拗に勧めているのを何度も目撃しています。その改宗を勧める教会員達は、始めは自分が教会員であることを明かすことはありません。ある程度仲良くなり、人間関係が出来上がった頃に自分が教会員であることを明かします。まるで「マルチ商法」の勧誘か、TVでお馴染みの「カルト宗教」のような手口です。何故このような方法を取るのか私には不思議でしょうがありませんでした。

また、この教会員による執拗な勧誘活動によって、英会話に来づらくなる人も多く生徒の定着率も低いようでした。


・なぜ個人情報を書きこまなければならないのか?

この「無料英会話」に初めて参加したときにアンケートに答えさせられました。住所、電話番号はもちろん万一事故や災害の際には必要だとも思います。が、質問項目の中に宗教に関するものや、この教会に興味があるのかといった内容まで含まれていたのには、なにか意図的なものを感じました。

驚いたのは、このアンケートに書いた電話番号を使って宣教師がレッスンのお誘いの電話をしてきたことです。これではボランティアとは言えないですよね。もし、これから「無料英会話」に通おうとお考えの方がいらっしゃいましたら、是非このアンケートにはお答えしないようにお勧めします。万が一の場合を考慮しても、住所だけにしておいた方が良いでしょう。宣教師が家に来ることは考えられますが、家族と同居している方ならレッスンを受ける前に、家族の意見も聞いてください。1人暮しの女性でしたら、外国人男性の訪問は防犯上好ましくないことを伝え、書かなくとも良いようにしてもらいましょう。

ボランティアなのですから断る理由も無いはずです。


・本当に英語の勉強になるのか?

あなたが日本人だとして、何の専門教育も受けないで外国人に日本語を教えることが出来ますか?考えてみてください。ただ、まったく意味の無いものだとは申しません。英語が上手で、ある程度話せる方ならば有意義な時間を過ごせるかもしれません。英語というのは普段から使っていないと忘れるようなので、その防止策としては有効です。

定着率が低いと書きましたが、低い中でも長く楽しく通っていらっしゃる一般の方もいました。しかし、英語の勉強をしに来ているのではないようです。若い女性とお話をしに来る中年男性や、友人の少なそうな方が多かったです。改宗しないと強い意思を持って、真面目に英語の勉強を続けている方も知っています。独特の雰囲気のある場所でした。


あなたが改宗する気も無くて、あまり執拗にレッスンを受けてくださいと勧められているのならば、この方法が良いでしょう。

レッスンのときでも、何時でも構いません。次の質問をしてみてください。

「あなたの神殿名はなんですか?教えてください。」

まず、お答えしてはもらえません。モルモン書の目次にある「カタカナ」を全部読んでみてください。これはモルモン教でいう預言者の名前なのですが、神殿名とはここから取っているようです。詳しいことは知りません。ですので、全部読み終わらないうちに宣教師からレッスン中止のお願いがあるか、もう2度と誘わなくなることと思います。

「神殿で行われる儀式で『エンダウメント』とはなんですか?」

この質問も有効です。神殿での儀式を部外者に教えると、殺されてもよいような約束があるそうです。この質問は酷い質問かもしれませんが、ボランティアと称して勧誘活動をしている団体ですので、私は気にする必要は無いと考えます。



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