ワインの話
モルモン書では、ぶどう酒(ワイン)が登場します。歴史を少しでも知っている方なら、ネイティブアメリカンはワインを造ることも飲むこともなかったと言うことを知っています。
「ぶどう園(vineyard)」などというものは近世になって出現したもので、この時代には新旧世界を通じて存在しません。もちろん、ワイン工場のような「搾り場(winepresses)」も存在しません。 また、ワインのためのぶどう農園が出来たために皆が大酒のみになるということなどありえません。この理屈でいうなら、フランスのボルドーやブルゴーニュの人々の多くが大酒のみということになり、大変退廃しているということになってしまいます。 |