オリーブとイチジク

オリーブはコロンブス以前にはアメリカ大陸にありませんでした。その点は既に以下で指摘しています。
http://garyo.or.tv/olive9go.htm
 ここで、私はモルモン書のヤコブ書5章の「オリーブのたとえ」を批判しました。オリーブはヤコブ書以外にも、第1ニーファイ10:12・14 同じく15:7・12・16でも取り上げられています。
また、イチジクもモルモン書には登場しますが、この存在もありえません
イチジクの登場する箇所は第3ニーファイのイエスの説教での箇所です。

「あなたがたは、その実によって彼らを見分けるであろう。いばらからぶどうを、あざみからいちじくを集める者があろうか」  (14:16)

というのは、アメリカに住んでいたニーファイ人にとってはイチジクを引き合いに出されても一体なんの事か分からなかったはずだからです。オリーブもそうですがイチジクは北アメリカの寒い気候の中では育成できないのです。気温が-10℃以下になるとオリーブもイチジクも枯れてしまいます。(おそらくイチジクはもっと低温に弱いでしょう)
また、食用イチジクほとんどはスズメバチの一種を介して受粉し繁殖します。ところが、この種のハチは植民地時代に至るまで新大陸にはやって来なかったのです。
つまり、万が一にもイチジクをニーファイ人たちが知っていたとしても、それが食用であったはずはないのです。「あざみからいちじく」と言われても、彼らにとっては食べられないものですから、全く意味が通じないのです。
ジョセフは深い考えもなしにマタイ伝7:16「 あなたがたは、その実で彼らを見分ける。茨からぶどうが、あざみからいちじくが採れるだろうか。」を盗用したに過ぎないのです。

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