バターと言われても分からない

コロンブス以前、植民地時代以前のアメリカ大陸の生活習慣はそれ以降と大きく違っていました。ヨーロッパ式の生活習慣で育って来たジョセフ・スミスはこの違いがまったく分かっていなかったようで、モルモン書でミスを繰り返しています。
ここではミルクとバターを取り上げます。

モルモン書に以下の言葉があります。

 「さあ、わたしの同胞よ、渇いている者は皆、水の所に来なさい。金のない者は、さあ、買って食べなさい。まことに、さあ、金を出さず、代価を払わないで、ぶどう酒とを買いなさい。」(第2ニーファイ9:50)
 

 

 「見よ、主がだれかに向かって、『わたしのもとから去れ』と叫ばれるだろうか。見よ、わたしはあなたがたに言う。そのようなことはない。むしろ、『地の果てに至るすべての者よ、わたしのもとに来て、金を出さず、代価を払わないで、と蜜を買いなさい』と言われる。」(第2ニーファイ26:25)

 

 「その子はバターと蜂蜜を食べて、悪を退け、善を選ぶことを知るようになる。」(第2ニーファイ17:15)

 ミルク(乳)とバターが登場します。しかし、これも古代北アメリカのネイティブアメリカンは乳牛をはじめとして、乳を搾って飲んだり加工するための家畜(哺乳類)を買ってはいなかったのです。
もしも、この記述が本当ならバイソンや森林狼などの野生動物から乳を採取してミルクやバターを作ったとしか考えられませんが、そんなことは現実にありえません。
また、第2ニーファイ17:15はイザヤ書を引用したものですが、ニーファイ人たちには、バターと言われても一体それが何のことか分からなかったでしょう。
モルモン書がジョセフ・スミスの創作だと言うことがわかります。

 sexit.gif ページを閉じる