イエスは墓にどれくらいいたか?
イエス・キリストが十字架で死んで復活までどれくらいの時間があったのでしょうか?聖書では三日目によみがえった。と述べています。一方、モルモン教の教えでは、イエスが復活まで墓にいる間、その霊の姿で霊界に伝道に「3日間」行ったということになっています。
モルモン書でその箇所を見てみましょう。
「キリストが亡くなられるときから三日間、すなわちキリストが再び死者の中からよみがえられるときまで、この地の面にはまったく光がない。」 (ヒラマン14:20) |
と言う予言があります。
しかし、この三日目と3日間では大きな違いがあるのです。
聖書(特に共観福音書の記述)に基づいて考えると、表にしめしたようにイエスの死から復活までは長く見積もっても48時間少々なのです。表はエルサレムとアメリカ大陸との時差を考慮しています。
ユダヤ・イスラエルは一日のはじまりを日没からとします。それに基づいて表は日没を起点に一日々々を塗り分けています。
もちろんアメリカ大陸在住のニーファイ人たちも当然一日のはじまりを日没にしていたでしょうし、そうでなければつじつまが合わなくなります。
一見して了解していただけると思うのは、イエスの復活が既になされた後もなおアメリカ大陸では暗闇が続いているのです。この暗闇はよみがえるときまで続くと言っていますから、おかしな事です。