モルモンイエスの大虐殺

モルモン書にはまともに読めばどうかと思うような心理描写が目白押しです。
一例を挙げましょう。
アメリカ大陸を復活したイエスが訪問すると言うのがモルモン書のハイライトなわけですが、その直前にこのモルモンのイエスは自らアメリカ大陸へ導いた住民を大虐殺します。その時期も期間も聖書や当時の常識と齟齬しているのですが、それはここでは取り上げません。(参照:イエスの死の時が聖書の記述と合わない)
問題はこの大虐殺をしたモルモンのイエスとその虐殺を受けた民の反応が尋常ではないのです。
まず、エルサレムでのイエスの死を受けてアメリカ大陸で大きな天変地異が起こります。
「大きな嵐・暴風雨・雷・稲妻・火事・旋風・ 地震」(第三ニーファイ8:5〜15)など考え得る限りのありとあら ゆる災害です。この天変地異のあと全地が3日間暗黒につつまれるので すが、そこにモルモンのイエスの声が届きます。

「大きな町ゼレラヘムラをとそこに住む者たちを、わたしは火で焼いた」
「大きな町モロナイを、わたしは海の深みに沈めそこに住む者たちをおぼれさせた」
「モロナイハとそこに住む者たちを土で覆い・・・」


などなどモルモンのイエスはその戦果(?)を命からがら生き残った、しかしなおも真っ暗やみに閉じ込められ、精神的にぼろぼろになっている民に告げるのです。 これはキリスト教の神のすることではありません。というか、世界各国の神話にもここまで残虐な話はないでしょう。ましてや、モルモン書に書いてあることは全て真実なのです。
なおもモルモン書を読みすすむと、この天変地異をもちいて殺されたのは
「悪事を行う邪悪な連中」であり、生き残ったのは「彼らよりも義 にかなっているために、命を助けられている」(9:13)者だっ たのです。
旧約聖書ではロトはソドムとゴモラへの裁きの前に脱出をしていますし、ノアは箱舟に乗ることで災難を事前に回避しています。とこ ろが、このアメリカ大陸では悪人も義人も一まとめにしてとりあえず災難を下 しているのです。 また、この義にかなった人々、モルモンのイエスにすれば大事な民を暗黒の中に3日間火も使えず、身動きもで きない、飲まず食わずの状態で放置してしまというのも常軌を逸してます。
いやはやおそろしい仕業です。
生き残った民はその恐怖から生涯このモルモンのイエスに忠誠を尽くすことになったでしょうが・・・

しかし、一方のこの『義人達』の反応も信じられないものです。 暗闇の中で

「親族と友人を失ったことで再び涙を流し、泣きわめき始めた」(10:8)

この感情はわからなくはありませんが、暗闇の中で三日経ったとき彼らは突然、

「・・・嘆きや泣き悲しむ声もやんだ。 そして、彼らの嘆きは喜びに変わり、彼らの悲しみは、彼らの贖い 主なる主イエス・キリストへの賛美と感謝に変わった」(10:10)

常識で考えてこのような手のひらを返すような心の変化が生まれる はずがないのです。どのような悪人であっても親しい者・親族を不慮の事故、特にこの度は事故ではなくてあきらかな殺意に基づくもので あれば、悲しみが喜びに変わるなどという事はありえないのです。

モルモン書をきちんと常識的な判断力で読めば本当にめちゃくちゃなことがあいてあることがわかります。
こんな内容でもまだ神様の言葉ですか?

sexit.gif ページを閉じる